米公衆衛生局のマーシー長官はビールやワインといったアルコール飲料について、がんとの関連性をラベルに明記するよう勧告した。乳がんをはじめ、身体の各部でがんを発症するリスクが高まっていることを理由としている。

  アルコールとがんの関連性を示す科学的根拠は数十年前から増加しているが、米消費者でそのリスクを認識しているのは半分に満たないと、マーシー長官は3日の声明で説明した。

  この声明によれば、米国では毎年、飲酒に関連したがん発症例が約10万件、2万人が死亡している。この数は飲酒に関連した自動車事故の死亡数1万3500人を大きく上回るという。アルコールとの直接的な関連性が示されているのは、喉や口、肝臓など7種類のがんで、中でも乳がんでアルコールとの関連が見られたのは全体の16%余りだとマーシー長官は述べた。

  株式市場では飲料メーカーの株価が下落。コンステレーション・ブランズは取引前の時間外で一時1.4%安。モルソン・クアーズ・ビバレッジは1%安。

原題:US Surgeon General Calls for Cancer Warnings on Alcohol Labels(抜粋)

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