中国南部の広東省珠海市で１１月に男が車を群衆に突っ込ませ、３５人が死亡した事件で、現地の裁判所は車を運転していた男に死刑判決を言い渡した。写真は１１月、現場付近で撮影（２０２４年 ロイター/Tingshu Wang）
［北京 ２７日 ロイター］ – 中国南部の広東省珠海市で１１月に男が車を群衆に突っ込ませ、３５人が死亡した事件で、現地の裁判所は車を運転していた男に死刑判決を言い渡した。国営新華社通信が２７日、報じた。
事件は１１月１１日に発生。小型のオフロード車がスポーツセンターの周辺で運動していた大勢の人に突っ込んだ。警察は現場で容疑者の身柄を拘束。離婚後の不満が事件の引き金になったとみられていた。 もっと見る
新華社によると裁判所は、離婚時の財産分与に不満を抱き「怒りを晴らすために意図的に群衆に車を突っ込ませた」と判断した。
事件を受け、習近平国家主席は厳罰を科すよう指示していた。
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