沖縄で集中豪雨が発生し、初めて「線状降水帯発生情報」が出された。
階段から滝のように流れ落ちる雨水。
那覇市では、29日午前9時20分までの1時間に48mmの激しい雨が降り、市内の道路があちらこちらで冠水した。
雷をともなった激しい雨に見舞われた沖縄本島地方。
活発な梅雨前線に向かって流れ込んだ暖かく湿った空気の影響で、沖縄本島北部では、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生。
気象庁は、午前2時49分に、6月17日から運用が始まった「線状降水帯発生情報」を初めて発表し、災害に厳重な警戒を呼び掛けた。
名護市では、午前2時40分までの3時間に、6月の観測史上で最も多い159.5mmの雨量を観測した。
断続的に降る大雨で、各地で被害が相次いだ。
名護市の隣にある東村では、大雨の影響で県道沿いの山の斜面が崩落。
大量の土砂と樹木が、道路の片側を完全にふさいでしまっていた。
那覇市内では、公園近くの斜面が、幅およそ4メートルにわたって崩れ落ちた。
近隣住民「テレビとか見ていたら、バーンと異様な音がして、外を見てみると滑って(崩れて)いた。雷かなと思った」
午後11時現在、沖縄市や糸満市など、4つの自治体の7,688世帯1万6,621人を対象に避難指示が継続されている。
沖縄地方は、30日明け方まで激しい雷雨となるところがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要。
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
アプリで最新ニュースに簡単アクセス
https://yappli.plus/fnn-prime_flyer
WACOCA: People, Life, Style.