空から見た被災地は今…まもなく能登半島地震から1年を前に空から奥能登を見つめてみた (2024年12月25日)

能登半島地震の発生からまもなく1年を迎えます。被災地はどのように変わったのか。奥能登の様子を空から見てきました。

稲垣真一アナウンサー:
「国道249号、能登の外浦沿いを走る道路をご覧いただいています。少しずつ工事が進み、通行止めが解消しています。」

「珠洲市の真浦と仁江を結ぶ逢坂トンネル付近の迂回路です。12月27日には供用を開始するということです。しかし、この真浦地区、仁江地区は浄水場が壊れまして地震から1年経った今も水が来ていません。よくぞここまでといまだこれからが同居するこの両地区となっています。」

輪島市内に入ると…

「輪島の街並みもずいぶんと変わりました。当初は焼け跡とブルーシート、そういったものが見られた町並みでしたけれども現在はいたるところで仮設住宅の屋根を見ることができます。」

「輪島市の中心部に入ってきました。画面中央に見えますのが輪島朝市通り周辺です。これまで何度か上空から見てきましたが、この場所を襲っていたがれき、焼け跡と化していた場所はきれいに更地になっています。この場所でもう1度やりなおす、そうした町の人々の思いを汲み取り、復興への第一歩を踏み出す年に2025年はなっていきそうです。そしてこの町の皆さんの思いを1本焼け残ったタイサンボクは静かに見つけ続けています。」

4 Comments

  1. 自衛隊の支援は必要不可欠だけど、あまりにやりすぎると市民の意識と能力が下がってしまうから、自衛隊の支援は必要最低限に留めているはずだよ。何でもかんでも自衛隊にやらせようとするのは違う。そもそももはや自衛隊より工事業者とかの方が役に立つはずだよ、自衛隊は所詮人力程度の作業になるから

  2. もう復興名目で税金使うのやめてください。大した産業も無い老いた過疎地を復興させても意味がありません。そもそも100年後200年後同じことが確実に起こるわけです。未来の世代が犠牲になることが分かっているのに何故その場所にこだわるのでしょうか?身勝手な郷土愛で未来ある人たちに借金背負わせるのは慎んでください。