PHOTOGRAPH: TOMONARI COTANI
というわけで、『WIRED』日本版は2025年も空間コンピューティングを重点的に追いかけていく次第。その露払い(?)として、2024年に最も読まれた空間コンピューティングの記事を振り返っていただければと思います。
May the space be with you!
01 先生、「空間」は何次元ですか!? ── 理論物理学者・野村泰紀に訊く素粒子〜宇宙スケールで捉える「空間」の正体
ILLUSTRATION: DEAN AIZAWA
雑誌『WIRED』日本版VOL.53では総力を挙げて「空間」×「コンピューティング」の可能性を掘り下げているが、肝心の「空間」自体は、どう定義すればいいのだろう。生半可な掘り下げでは、生焼けになることは目に見えている。ここはぜひ、当代屈指の理論物理学者の叡智に与りたい。というわけで、米国・カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)物理学部棟の4階にある、野村泰紀のオフィスを訪れた。野村先生、「空間」とは一体、何なのでしょうか? >>記事全文を読む
02 日本でも発売、「Apple Vision Pro」について知っておくべきこと
PHOTOGRAPH: SHINTARO YOSHIMATSU
アップルの複合現実(MR)デバイス「Apple Vision Pro」が日本でも発売されることが決まり、6月14日午前10時から予約注文が始まった。空間コンピューティングの時代を“予見”させるこのデバイスについて、いま知っておくべきことを解説していこう。>>記事全文を読む
03 アップル「Vision Pro」最新レビュー:見えてきた“コンピューティングの未来”と、いくつかの奇妙な体験
PHOTOGRAPH: APPLE
複合現実(MR)ヘッドセット「Apple Vision Pro」はアップルにとって数年ぶりとなる新カテゴリーへの挑戦となる。その最新バージョンによる体験は洗練されているが、デバイスの設計には“アップルらしさ”を感じられないようにも思える。>>記事全文を読む
04 米津玄師 の「ARライブ」を裏で支えた“オートクチュールな技術”の核心
米津玄師 6th ALBUM「LOST CORNER」の発売を記念して、8月15日から8月25日まで東急プラザ原宿「ハラカド」にて行なわれた「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」。同プロジェクトの成功(=ライブ体験への没入)をテック面(=デジタル情報を、物理空間に違和感なく重畳させる技術)で支えたのが、VPS(Visual Positioning System)という技術の存在だ。高精度のVPS技術で「原宿の街のデジタルツイン化」を行なったSoVeCと、本プロジェクトにおいて「体験設計/制作/実装及びキャラクターデザイン」を担当したWhateverに、未曾有のライブ体験が生まれた舞台裏を訊いた。>>記事全文を読む
05 アップルがVision Proの体験において「見せたくない」と考えていること
PHOTOGRAPH: APPLE
アップルが複合現実(MR)ヘッドセット「Apple Vision Pro」の予約開始を前に、一部のメディアなどに最新バージョンを体験する場を設けた。そこでの体験からは、あるハードウェアの存在を隠そうとするアップルの思惑が透けて見えてきた。>>記事全文を読む
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