Image: ANDROID AUTHORITY
次のスマホ買い替え候補として、大いにありです。
Nothing(ナッシング)といえば、実用性とデザインも両立した同時のスタイルを追求する端末として、登場時から注目を集めてきました。そんなNothing Phoneが、次世代機でどうやら大幅なアップグレードを計画しているという噂が舞い込んできました。と…ここで具体的な情報の前に、Nothing Phoneシリーズのこれまでを振り返ってみましょう。
退屈な業界に挑む
2022年8月に登場したNothing Phone (1)を皮切りに、Nothing Phoneのスマホ業界挑戦が始まりました。創業者のカール・ペイ氏は
似たり寄ったりなデバイスばかりで、消費者がわくわくしなくなっている。
とインタビューで語っています。
Nothing Phone (1)は登場してからすぐに背面が光るスマホとして、新興スマホメーカーの中で話題の中心となりました。さらに内部が見えるスケルトン構造という奇抜なデザイン性でも注目を集めました。
翌2023年7月にNothing Phone (2)が発表され、 Nothing Phone (1)の良さはそのままに、パフォーマンスが向上しました。さらにコストパフォーマンスを重視した廉価版モデルPhone (2a) / (2a) Plusも2024年3月に発売。Nothingのスマホでは初めてFelica搭載でありながら、リフレッシュレート120Hzも備えられました。価格はほどよく抑えて128GBモデルでも約5万円からと、他社と比べて圧倒的なコスパと幅広く展開を見せています。
Image: Nothing
そしてPhone(2a)シリーズからまもなく1年が経過するタイミングで、Nothing Phone (3a)発表の噂が囁かれています。その情報源はNothing OS 3.0(Android 15ベース)のビルドから、次期Nothingスマートフォンに関するいくつかのコードネームが確認されたことでした。
Nothing OS 3.0からコードネームを発見
発見された以下のコードネームがそれぞれ端末名と対応していると考えられています。
asteroids → Nothing Phone 3a
asteroids_plus → Nothing Phone 3a Plus
galaga → CMF Phone 2 ”
具体的なスペックとして、プロセッサーにはNothing Phone 3aと3a PlusにはSnapdragon 7s Gen 3 、CMF Phone 2にはMediaTekのSoCが採用される見込みです。さらにカメラ機能は、Phone 3a Plusはペリスコープズームカメラを搭載。Nothing Phoneシリーズで初めて光学ズーム専用センサーを採用することになりそうです。そしてうれしいeSIM対応。NothingPhone 3aと3a PlusはeSIM対応となり、物理SIMとのデュアルSIM構成が可能になると見られています。
ここまで機能を盛り込んでくれると、スタイリッシュなビジュアルとともに実用的に使えるメインスマホとして十分なモデルになりそうです。実際の発表まで仕様は定かではありませんが、次世代機かなり期待できそうです。
Source: ANDROID AUTO, WIRED
WACOCA: People, Life, Style.