被災地をオートバイで通勤しアスベスト被害か 肺がんで死亡の男性に初の労災認定【阪神・淡路大震災】(2024年12月25日)
阪神・淡路大震災に関連するアスベストによる被害として、肺がんで死亡した神戸の男性に初めて労災認定です。
神戸東労働基準監督署から昨年度に労災の認定を受けたのは、肺がんを発症し、今年83歳で亡くなった男性です。
男性が勤務していた神戸市の会社によりますと、会社ではアスベストを扱っていませんでしたが、男性は阪神・淡路大震災のあとも被災地の中をオートバイで通勤するなど、倒壊した建物などからアスベストを吸っていたとみられていて、医療機関からアスベストの吸引が指摘され、親族が労災を申請していました。
アスベスト被害者の支援を行う「NPOひょうご労働安全衛生センター」によりますと、アスベストによる肺がんは潜伏期間が約30~50年と長く、震災からまもなく30年を迎えるにあたって同様の認定事例が今後も増える可能性があるということで、被災者に健康診断の受診を勧めています。
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