ロシア外務省は12月24日、同国の貨物船が地中海でエンジンルームの爆発により沈没したと明らかにした。乗組員2人が行方不明になっているという。写真は救助された乗組員ら。23日、スペインのカルタヘナで撮影(2024年 ロイター/Jose Maria Rodriguez)
[モスクワ 24日 ロイター] – ロシア外務省は24日、同国の貨物船が地中海でエンジンルームの爆発により沈没したと明らかにした。乗組員2人が行方不明になっているという。
この貨物船は2009年に建造され、ロシア国防省の軍事建設事業の一部であるオボロンロジスティカが管理している。同社は2基の巨大な港湾クレーンを甲板に固定し、ロシア極東のウラジオストク港に向かう途中であったと発表していた。
外務省の危機管理センターは声明で、同船の乗組員16人のうち14人は救助されスペインに運ばれたが、2人はまだ行方不明であると述べた。機関室が爆発した原因については明らかにしていない。
在スペイン・ロシア大使館は、沈没の状況を調査中であり、スペイン当局と連絡を取っている。ロシア通信(RIA)が報じた。
また、別のロシア貨物船「スパルタ」がポルトガル沖で技術的な問題に直面したとウクライナの情報機関が報告している。
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