2020年10月5日
平塚、伊勢原、秦野市内を流れる金目川とその流域について:
金目川は丹択山麓の豊かな湧き水と、丘陵からの支流も集めて平地を潤し、平塚の豊かな海を育ててきた川です。かつてはその水のおかげで農業が栄え、また、農業の営みが川や流域の生態系と景観を守ってきました。
しかし、近年の急速な産業や生活様式の変化によって上流部の山地や農地が荒れ、山に降った雨はすばやく流れ下って護岸を壊し、平常時には水量が減るとともにゴミが取り残されたりしています。
一方で、今も上流部にはカジカガエルが鳴き、中流部ではヤマセミ、カワセミが、下琉部では数種類のサギが見られるなど、豊かな自然が残り、地域の集落には独自の行事や活動が住民の間で守られている、恵まれた流域でもあります。
「金目川水系流域ネットワーク」についてのご紹介:
このような金目川水系流域の自然と文化を守り育てていくネットワークの構築を目指し、金目川水系流域ネットワークは活動しています。
近年、川や水環境への関心が高まるなか、流域では多くの市民、団体、グループが様々な分野で多彩な活動をしています。
こうしたなか、2001年6月、平塚、秦野、伊勢原などで活動する市民や団体の有志が世話人となって、流域レベルでの様々な交流や横断的な情報交換を進める場として「金目川水系流域ネットワーク」を発足させました。
2003年度までは神奈川県湘南行政センターのプロジェクトとして資金も事務局も行政センターの企画調整課のお世話になっていましたが、2004年度からは県や市の支援を得ながらも、自立した市民活動として再出発しました。
現在、40名の個人会員を擁し、10名ほどの世話人が運営に当たっております。
文章による詳しい内容は下記の検索サイトを利用ください。
YOUTUBEでは「金目川ネット」と入力、
YAHOOでも「金目川ネット」と入力ください。
皆様の参加をお待ちいたしております
金目川水系流域ネットワーク
代表世話人 柳川三郎
WACOCA: People, Life, Style.