大規模な土石流が発生し2人の死亡が確認された静岡県熱海市では、断続的に降る雨の中、きょうも救助活動が続けられています。
現場から中継です。
轟記者
「土石流の被害が大きい伊豆山地区です。
あちらでは、警察が泥の中から、車とみられるものを発見して、ジャッキのようなもので持ち上げようとしています。
扉を開けようとしている模様です。
警察や消防、自衛隊は700人態勢で救助活動を続けていますが、きょうは雨が断続的に降っていて、雨が強く降って捜索が中断されることもありました。
熱海市はきょう9人が救出されたと発表しました。
捜索中には、警察が泥の中から見つかった写真を洗って保護していました。
土石流の影響で、ここ伊豆山地区では二次被害への恐れや断水が続いていることから、午前11時の時点で387人が避難所に身を寄せています。
この土石流では、少なくとも130棟(むね)が流されたとみられています。
これまでに2人の死亡が確認されていて、およそ20人の安否がわかっていません。
降り続く雨のなか、現場では二次災害に注意しながら慎重に救助活動が続けられています」
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