12月20日、シャープは大阪府堺市に保有する旧テレビ向け液晶パネル工場の土地や施設の一部をソフトバンクに売却すると発表した。写真は同社のロゴ。2016年3月、都内で撮影(2024年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 20日 ロイター] – シャープ(6753.T), opens new tabは20日、大阪府堺市に保有する旧テレビ向け液晶パネル工場の土地や施設の一部をソフトバンク(9434.T), opens new tabに売却すると発表した。売却額は約1000億円。今後、ソフトバンクと協議し、契約締結後に改めて開示するとしている。両社は6月に、同工場関連の土地・建物を活用して、大規模なAI(人工知能)データセンターを構築することで合意している もっと見る 。
ソフトバンクも20日、シャープ堺工場の土地や建物を1000億円で取得することについて条件付きで決議したと発表した。堺工場内のAIデータセンター設置予定エリアで250メガワット規模の電力の供給が受けられることが条件だとしている。
買い取り手続きが終わり次第、AIデータセンターへの転換に向けて着工し、受電容量が150メガワット規模のAIデータセンターの稼働を2026年中に開始することを目指すという。
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