ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ブリュッセルで18日に開かれる欧州首脳会議で、ウクライナへの平和維持部隊派遣の是非が議題になる可能性があると述べた。 9月撮影(2024年 ロイター/Leon Neal/Pool via REUTERS)
[リビウ(ウクライナ) 17日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ブリュッセルで18日に開かれる欧州首脳会議で、ウクライナへの平和維持部隊派遣の是非が議題になる可能性があると述べた。
ゼレンスキー氏はウクライナ西部リビウを訪問しているポーランドのトゥスク首相との共同記者会見で「外国部隊だけでなく、ウクライナが何かを提起する可能性もある」とし、安全保障のほか、長距離防衛能力やウクライナでの兵器生産への投資などを挙げ、ウクライナの緊急的な強化が議題として取り上げられるとの見方を示した。
トゥスク氏は、ポーランドは部隊の派遣を検討していないと改めて表明しながらも、ウクライナのNATO加盟に向けあらゆる努力を行っていくと言及。停戦交渉がロシア側の優位な立場から行われないようにしなければならないとの考えも示した。
関係筋によると、18日の会議には独仏やポーランドのほか、北大西洋条約機構(NATO)などの首脳が出席する。
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