米国株式市場はほぼ変わらず。週足では、ナスダック総合が4週連続で上昇した。12月12日、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Adam Gray)
[ニューヨーク 13日 ロイター] – 米国株式市場はほぼ変わらず。週足では、ナスダック総合が4週連続で上昇した半面、ダウ工業株30種とS&P総合500種は下落した。
半導体大手ブロードコム(AVGO.O), opens new tabは24%急騰。生成AI(人工知能)インフラを拡充するクラウドプロバイダーからのAI向けカスタム半導体やネットワーク関連製品の需要が増加するとの見通しを背景に、第1・四半期(11─1月)の売上高見通しが市場予想を上回った。 もっと見る 競合のエヌビディア(NVDA.O), opens new tabは2.2%安、マーベル・テクノロジー(MRVL.O), opens new tabは10.8%高とまちまち。フィラデルフィア半導体(.SOX), opens new tabは3.2%上昇した。
インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「ハイテク株が上昇している局面で、バリュー株やインカム株が下落するのは極めて自然なこと」と述べた。
注目される来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、CMEのフェドウオッチによると、市場が見込む0.25%ポイント利下げの確率は約97%。来年1月に利下げが休止されるという見方も出ている。
その他値動きが目立ったのは、高級家具・インテリア小売RH(RH.N), opens new tabで、16.95%高で取引を終了。四半期の純売上高の増加が好感された。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.23対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は125億6000万株。直近20営業日の平均は140億3000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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