12月13日、東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落し、前営業日比378円70銭安の3万9470円44銭で取引を終えた。写真は2022年12月、都内の株価ボードで撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)
[東京 13日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落し、前営業日比378円70銭安の3万9470円44銭で取引を終えた。前日まで4連騰し、米国市場での株安をきっかけに反動による利益確定売りが広がった。前日の上昇分の多くを返上し、いってこいとなった。売り一巡後は下げ渋った。
日経平均は225円安で寄り付き、徐々に下げ幅を拡大して一時601円安の3万9247円41銭に下落した。前日までの4日続伸で約750円上昇し、節目の4万円を2カ月ぶりに一時回復した達成感もあって、利益確定売りが優勢になった。きょうは特別清算値(メジャーSQ)の算出があり、主力株の株価は需給主導で上下に振れやすいとの見方もあった。
来週に日米で中央銀行による政策決定会合が控えている上、クリスマス休暇が意識される中で商いが細り始めており、明確なトレンドは出にくいとの見方が聞かれた。朝方に発表された日銀の12月短観は「悪くない内容で、今後の緩やかな持ち直しを期待させる」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。
短観は大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14と、悪化を見込んでいた市場予想に反し、小幅ながら2期ぶりに改善。大企業・非製造業のDIはプラス33と2期ぶりに小幅悪化した。 もっと見る
売り一巡後の日経平均は下げ渋った。ドル/円が153円台へと円安方向に振れたことが投資家心理の支えになった。「3万9500円より下では買いの姿勢もみられた。上値トライの機運は、週明けに持ち越すのではないか」(岩井コスモの林氏)との見方もあった。
TOPIXは0.95%安の2746.56ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.96%安の1413.52ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆4220億1600万円だった。東証33業種では、値上がりはパルプ・紙や海運、その他製品の3業種、値下がりは機械や医薬品、その他金融など30業種だった。
バンダイナムコホールディングス(7832.T), opens new tabが年初来高値を更新。フジクラ(5803.T), opens new tab、アドバンテスト(6857.T), opens new tabは堅調だった。一方、東京エレクトロン(8035.T), opens new tab、ファーストリテイリング(9983.T), opens new tab、リクルートホールディングス(6098.T), opens new tabといった前日まで買われていた銘柄の弱さが目立った。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.49%高の644.81ポイントと続伸した。新規上場のラクサス・テクノロジーズ(288A.T), opens new tabの初値は公開価格を51.6%上回る426円で、初値を下回る377円で取引を終えた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが530銘柄(32%)、値下がりは1053銘柄(64%)、変わらずは61銘柄(3%)だった。
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