<寺坂元貴記者>「現場では今も救助活動が続いています。警察が手作業で土砂の撤去を進めています。チームを交代して行っていますが。戻ってきた人の足元を見ると、ひざまで泥がついていることから、かなり足場の悪い状況で重労働が続いていることがわかります。実際に被害にあった人や土石流を実際見た人からも話を伺うことができました。実際に土石流と鉢合わせをしたという人は「土石流のスピードは思ったよりゆっくりだった」と話しています。「ただ、土石流が一体何なのかわからずパニックになった」とも話しています。1階が店舗兼住宅になっているビルでは、1階の開いている窓からは泥だらけになったカーテンが確認できます。この状況から「1階はすでに全部泥になってしまっているのではないか」と住民は話しています。土砂はかなりの量が積もっていて、土砂の撤去、そして救助活動にはまだまだ時間がかかるとみられます。
7月4日 SBSテレビ「報道特別番組 続報 熱海で土石流」
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