#静岡県 #熱海市 伊豆山 #土石流 懸命の復旧作業、捜索活動が続けられています。
熱海の土石流、建物130棟に被害 依然20人不明
静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流で、県は4日、土砂によって流された建物は少なくとも約130棟にのぼると明らかにした。県や市によると、約20人の安否が分かっていないという。県警や消防、自衛隊は同日朝から安否不明者らの捜索活動を再開。市は重傷の女性1人を含む9人を救出し、これまでの救助者は計19人になったと発表した。
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・熱海市「避難指示」出さず 警戒引き上げは土石流発生後
・日本海側中心に大雨の恐れ 土砂災害警戒呼び掛け
政府は4日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開いた。菅義偉首相は今後も活発な梅雨前線によって大雨が降る可能性があるとし、「雨がおさまってからも土砂災害が発生する恐れがある。早めに命を守る行動をとってほしい」と呼びかけた。
現場では断続的に雨が降り、県警などは捜索を午前9時50分ごろにいったん中止。同10時20分ごろに再開した。県によると、救助活動は約1千人態勢で行う。第3管区海上保安本部は3日から夜を徹して土石流が流れ込んだ伊豆山港沖で活動。がれきで海は濁った状態という。市は4日朝に災害対策本部会議を開き、斉藤栄市長は「72時間が人命救助の一番大事な時間となる。情報収集などに全力をあげてほしい」と述べた。市は今後、建物被害についてドローン(小型無人機)を使って確認を進める。
県の調査によると、土石流の起点は伊豆山地区の2級河川、逢初川の河口から上流約2キロとみられる。担当者は「(起点一帯には)盛り土など人の手が入っていた可能性がある」としている。市は土石流による土砂の流出面積は約12万平方メートルと発表した。
土石流は3日午前10時半ごろに発生。複数回起きて多数の家屋が流され、伊豆山港で女性2人が心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。市によると、3日夜までに男性6人、女性4人の計10人が救助された。市によると、4日朝の時点で387人が市内の小中学校や公民館などに避難している。
JR東海によると、大雨の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線は小田原―熱海間で線路構造物の点検を行い、運転に支障がないことを確認し4日の始発から全線で再開している。
(災害・気象 2021年7月4日 14時27分更新 日経新聞)
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