データ分析を専門に行うSensor Towerによると,2022年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約2兆1422億円に達している(関連記事)。そんな世界有数のスマホゲーム大国となった日本で,いま最も売れているタイトルをはじめとした,さまざまなデータを毎週お届けするのが,本連載「スマホゲームのセルラン分析」である。スマホゲームの国内収益ランキング
(2024年11月28日〜12月4日)
順位
前週
タイトル
DL数の成長率
(前週比)
収益の成長率
(前週比)
1
1
Pokémon Trading Card Game Pocket
4%
15%
2
5
モンスターストライク
11%
70%
3
3
ラストウォー:サバイバル
-2%
42%
4
14
呪術廻戦 ファントムパレード
51%
196%
5
6
学園アイドルマスター
31%
89%
6
11
ウマ娘 プリティーダービー
21%
99%
7
15
プロ野球スピリッツA
13%
143%
8
13
パズル&ドラゴンズ
21%
127%
9
22
ドラゴンクエストウォーク
-5%
212%
10
21
崩壊:スターレイル
14%
199%
11
4
eFootball 2024
1%
-33%
12
2
Pokémon GO
-21%
-43%
13
19
Fate/Grand Order
13%
105%
14
28
にゃんこ大戦争
33%
195%
15
7
ロイヤルマッチ
-8%
13%
16
10
ホワイトアウト・サバイバル
1%
16%
17
9
荒野行動
14%
15%
18
40
キノコ伝説:勇者と魔法のランプ
-14%
266%
19
67
LINE:ディズニー ツムツム
16%
487%
20
16
雀魂
3%
32%
21
63
プロジェクトセカイ
29%
403%
22
25
パズル&サバイバル
2%
76%
23
8
原神
-8%
-27%
24
44
信長の野望 覇道
46%
193%
25
74
レーシングマスター
90%
317%
26
29
ONE PIECE バウンティラッシュ
3%
54%
27
12
勝利の女神:NIKKE
-27%
-31%
28
54
あんさんぶるスターズ!!Music
-4%
202%
29
24
LINE ポコポコ
-9%
14%
30
33
ゼンレスゾーンゼロ
-1%
49%
31
31
メメントモリ
-9%
35%
32
27
ガーデンスケイプ
5%
18%
33
23
ドラゴンボールZ ドッカンバトル
-12%
-2%
34
20
七つの大罪 光と闇の交戦
-18%
-23%
35
43
ブロスタ
0%
86%
36
39
放置少女
-1%
50%
37
57
ドラゴンクエストタクト
-18%
119%
38
32
PUBG MOBILE
1%
13%
39
34
トゥーンブラスト
7%
19%
40
49
eBaseball: MLB PRO SPIRIT
-2%
88%
41
177
#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜
3%
874%
42
69
アークナイツ
-23%
141%
43
75
ロマンシング・サガ・リ・ユニバース
186%
160%
44
18
ブルーアーカイブ
-20%
-39%
45
53
ツリーオブセイヴァー:ネバーランド
2%
89%
46
104
恋と深空
8%
283%
47
38
Age of Origins
10%
20%
48
37
ホームスケイプ
-20%
12%
49
26
ドラゴンボール レジェンズ
-13%
-26%
50
35
アズールレーン
-53%
-2%
※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない
1〜25位のグラフ。縦軸(収益)の実値は本連載では非公開
「Pokémon Trading Card Game Pocket」(iOS / Android)は,5週連続で1位を獲得した。本連載は2022年8月から続いているが,5週連続での首位獲得は新記録だ。高い水準で収益が安定しているため,今後もしばらくはポケポケの天下が続きそうに思える。
11月29日から「フシギバナドロップイベント」(関連記事)が開催されている
「LINE:ディズニー ツムツム」(iOS / Android)は,映画「ベイマックス」の公開10周年を記念して,新ペアツム「ベイマックス2.0&ヒロ」と「ベイマックス&モチ」を12月1日に実装した。あわせて,ルビー増量セールも実施され,前週比487%の増収につながった。
「プロジェクトセカイ」(iOS / Android)は,イベント「傷だらけの手で、私達は」と「That flower, once moreガチャ」(関連記事)を11月30日から開催し,前週比403%の増収を達成した。
また,「#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜」(iOS / Android)はアニメ「オーバーロード」とのコラボを11月29日から復刻開催し,前週比で収益を874%伸ばしている。
スマホゲームの国内DL数ランキング
(2024年7月1日〜9月30日)
今回は,日本のApp StoreとGoogle Playにおける7月〜9月のダウンロード数ランキングを紹介しよう。前期(関連記事)と比較したデータも併記しているので,参考にしてほしい。
順位
前期
タイトル
DL数の成長率
(前期比)
1
–
ゼンレスゾーンゼロ(7月4日リリース)
–
2
–
レーシングマスター(8月22日リリース)
–
3
1
ラストウォー:サバイバル
90%
4
–
Pencil Sort(5月リリース,7月にDL数が急増)
–
5
10
ホワイトアウト・サバイバル
27%
6
345
Screw Pin Jam Puzzle
990%
7
9
ブロックブラスト
10%
8
–
鈴蘭の剣:この平和な世界のために(8月1日リリース)
–
9
37
東京ディバンカー
118%
10
14
ブロスタ
10%
11
85
フィッシュダム
215%
12
7
ロイヤルマッチ
-24%
13
–
LINE:ブロックパズル(6月リリース,7月にDL数が急増)
–
14
17
キノコ伝説:勇者と魔法のランプ
8%
15
13
LINE:ディズニー ツムツム
-14%
16
20
Roblox
11%
17
79
フルーツ飴の達人
153%
18
15
ネジパズル: Wood Screw
-47%
19
–
ゼロから勇者:オリエントファンタジー(8月2日リリース)
–
20
6
LINE:ナンプレ
-43%
21
–
釣りの達人(8月10日リリース)
–
22
–
EGGY PARTY(7月19日リリース)
–
23
–
リバースブルー×リバースエンド(9月25日リリース)
–
24
28
Pokémon Sleep
21%
25
45
マッチファクトリー
60%
※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない
1〜25位のグラフ。縦軸(DL数)の実値は本連載では非公開
7月〜9月に日本で最もダウンロードされたスマホゲームは,7月4日にリリースされたアクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」だ。「原神」や「崩壊:スターレイル」を手掛けるHoYoverseの最新作であり,同期間の国内収益ランキング(関連記事)でも8位に入っている。
関連記事
HoYoverseは本日(2024年7月4日),新作アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」の正式サービスを開始した。「原神」「崩壊:スターレイル」で有名なHoYoverse期待の新作だが,4Gamerでは本作のメディア向け先行プレイに参加する機会を得たので,プレイレポートをお届けしていこう。
[2024/07/04 11:00]
Onetap Globalが5月にリリースしたパズルゲーム「Pencil Sort」は,7月以降にダウンロード数を大きく伸ばし,4位にランクインした。六角形のタイルを積み重ねて,色鉛筆を完成させることを目指していく。
6位の「Screw Pin Jam Puzzle」は,正しい順番でネジを外して,ボードを落としていくパズルゲームだ。前期の記事で紹介した「ネジパズル: Wood Screw」などと似たゲーム性だが,ボードの質感が木からプラスチックに変わっており,色合いもカラフルになっている。
Screw Pin Jam Puzzle
ネジパズル: Wood Screw
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