〝トリプルデミック〟 年末年始に3つの感染症が同時流行の懸念(abnステーション 2024.12.11)
インフルエンザの感染者数が先週より増加し、県は今シーズン初めてインフルエンザ注意報を出しました。
合わせて増えているのが、新型コロナとマイコプラズマ肺炎です。
年末年始にかけて3つの感染症が同時流行する「トリプルデミック」の恐れがあり、注意が必要です。
厳しい寒さの中でも元気いっぱいな子どもたち。室内では、発表会の練習に取り組みます。
体をたくさん動かしたあとは…
■中野希友未アナウンサー
「これからお昼の時間ということで、子どもたちが一人一人石鹸を使って手を洗っています」
■5歳
「こうやってしっかり洗っています」
(Qきょうもちゃんと洗えた?)
「はい」
長野市の栗田こども園では、2週間ほど前にインフルエンザの感染が流行したばかりです。おもちゃやぬいぐるみの消毒も欠かせません。
■栗田こども園・岸田彩乃さん
「布製品やぬいぐるみとかは頻繁に洗うことができないので、専用の消毒ボックスを使用しておもちゃを毎日消毒している」
県内では、8日までの1週間で定点医療機関あたり12.47人がインフルエンザに感染し、注意報の基準である10人を上回ったことから今シーズン初めてインフルエンザ注意報が出されました。
新型コロナの感染者数も先週から2.1人増加し5.13人となっています。
さらに、今年過去最多の水準で流行しているのが、子どもが感染することの多いマイコプラズマ肺炎です。
先週に比べ、3倍近く増えています。
長野市のわしざわ小児科では、去年は感染者が0人でしたが、今年は10月以降急増しているといいます。その要因は?
■わしざわ小児科・鷲沢一彦 院長
「恐らく、コロナの時にマイコプラズマの感染者が非常に少なかった。マイコプラズマ肺炎に)感染していない人がとても増えて、皆さん抗体を持っていないので感染する人が増えている状況だと思う」
今年はインフルエンザと新型コロナに加えて、マイコプラズマ肺炎の3つの感染症が同時流行する「トリプルデミック」が懸念されています。
■わしざわ小児科・鷲沢一彦 院長
「冬はどうしてもインフルエンザが流行ってしまう、コロナもそういう傾向がある、マイコプラズマについては、抗体を持っている人が少ない状況を考えると、まだまだ続いて感染が広がっていくんじゃないかなと心配はある」
鷲沢院長によると、初期症状として多いのは「発熱」や「咳」だといいます。
県は、外出後の手洗いやうがいや手指消毒、適切なマスクの着用など基本的な感染対策を呼び掛けています。
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