ゴールドマン、金価格予想下振れリスクは米利下げ幅縮小 強気維持

 米ゴールドマン・サックスは12月10日、1オンス=3000ドルとしている2025年末時点の金価格予想について、ドルの上昇ではなく、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅縮小が主な下振れリスクだと指摘した。2022年7月、スイスのメンドリシオで撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

[10日 ロイター] – 米ゴールドマン・サックスは10日、1オンス=3000ドルとしている2025年末時点の金価格予想について、ドルの上昇ではなく、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅縮小が主な下振れリスクだと指摘した。

「ドル高が長く続く状況では金が25年末までに1オンス=3000ドルに達しないという一般的な議論に反論する」とリサーチノートで述べた。

金価格は中央銀行の利下げや地政学的緊張の高まりを背景に、10月に史上最高値となる1オンス=2790.15ドルを付けた。年初来では30%以上上昇している。

ゴールドマンは、FRBが125ベーシスポイント(bp)の追加利下げを実施した場合、金価格が7%上昇すると予想している。しかし、25bpのみとなれば、25年末時点の金価格は1オンス=2890ドルにとどまるとみる。

ゴールドマンは基本シナリオでは中央銀行の金購入が25年末までの金価格の9%上昇をけん引するとし、「ドル高が中銀の金購入を止めるという見方に反対する。中銀はドル準備から国際的に金を購入しているからだ」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.