12月9日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比69円33銭高の3万9160円50銭と小幅に反発して取引を終えた。写真は2月、都内の株価ボード前で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)
[東京 9日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比69円33銭高の3万9160円50銭と小幅に反発して取引を終えた。米雇用統計の結果を受けて利下げ観測が高まったことが追い風となった。ただ、外部環境が不透明なため上値は重く、指数はマイナス圏に転落する場面もあった。
日経平均は241円高の3万9332円55銭ときょうの高値で寄り付いた後、118円安まで下落し、その後は方向感を欠く動きとなった。米雇用統計を無難通過し手掛かり難となる中、時間外取引で米株先物やアジア株が軟調で、日本株も利益確定売りが上値を抑制した。
政治の混乱が続く韓国では総合株価指数(KOSPI)が一時3%近く下落し、日本株の重しとなった。市場では「米国株独り勝ちの状態で、欧州やアジアには弱さもみられ、あまり楽観的になれない」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。
もっとも、大和証券の林健太郎シニアストラテジストは「米雇用統計を無難に通過したものの、追加の好材料がなく上値を追いづらい」として、当面は個別材料株やテーマ株が物色されやすいとみている。
東証株価指数(TOPIX)は0.27%高の2734.56ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.27%高の1407.32ポイント。プライム市場の売買代金は3兆8560億2100万円と低調だった。東証33業種では、サービス、空運、その他製品など24業種が値上がり、鉱業、保険、機械など9業種が値下がりした。
主力株では、アドバンテスト(6857.T), opens new tabが4%超安、東京エレクトロン(8035.T), opens new tabが0.79%安で2銘柄で日経平均を約127円押し下げたほか、ディスコ(6146.T), opens new tab、SCREENホールディングス(7735.T), opens new tabが2%超安となるなど半導体関連株が軟調だった。半面、ファーストリテイリング(9983.T), opens new tab、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tab、リクルートホールディングス(6098.T), opens new tabはしっかり。任天堂(7974.T), opens new tab、ソニーグループ(6758.T), opens new tab、コナミグループ(9766.T), opens new tab、バンダイナムコホールディングス(7832.T), opens new tabなどのコンテンツ関連株も底堅く推移した。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.38%高の642.81ポイントと、反発した。きょう東証グロース市場に新規上場したインフォメティス(281A.T), opens new tabは公開価格を8%下回る993円で寄り付いた。1080で高値を付け、1070円で引けた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1079銘柄(65%)、値下がりは500銘柄(30%)、変わらずは65銘柄(3%)だった。
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