島根原発2号機再稼働 安全対策設備工事終え 中国電力「緊張感を持って取り組む」(2024年12月7日)

 7日午後、約13年ぶりに島根原発2号機が再稼働しました。中国電力は「緊張感を持ってしっかり取り組みたい」としています。

運転員
「2号機原子炉起動しました」

 中国電力によりますと、午後3時に島根原発2号機の制御棒を引き抜き、原子炉を起動させて再稼働したということです。

 約2時間後には核分裂反応が安定して続く「臨界」状態に達しました。

 島根原発は全国で唯一、県庁所在地にあり、2011年に事故を起こした福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発です。

 1989年に営業運転を始め、2012年1月に停止していました。

 中国電力による高さ15メートルの防波壁や浸水を防ぐ「水密扉」などの安全対策設備の工事を終え、再稼働に至りました。

中国電力 三村秀行島根原子力本部長
「原子炉起動をして確認をする色々な試験検査があります。これらについて一層の緊張感を持ってしっかりと取り組みたいと感じています」

 中国電力は今月中の発送電開始と来月上旬の営業運転再開を目指しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

13 Comments

  1. 原子炉起動しながら、国は新しい原発を開発したんですから、そちらに切り替える様に建設してほしい。
    小型原発作れるんですよね、会社誘致や企業には、かなり電力必要なんですから、経済にも国民にも必要です。
    中国、韓国人の太陽光パネルなんか止めさせて下さい、なんで国民が外資を支える為に毎月電気料に負担金あるんですか。

  2. ワイ、この電力関係が専門なんだけど実は原発はもう別に安くない。戦争の時とかメリットはあるけど、平時に使う意味はほぼ無くなっている。
    それなのに「原発再稼働」が目的化してしまって、原発の是非を国民がまともに議論することが出来なくなってる。

  3. 再起動までに13年間って長すぎる。規制委のメンバーを10倍くらいにして10基の審査を
    同時にすれば3年くらいに短縮できるだろう。新設はもっと審査を短期間で完了するべき。

  4. プルトニウムやウランのような発がん性物質から私を隔てているのは一枚の壁だけだと知っていたら、原子力発電所ではあまり安全だとは思えない。考えてみるとかなり怖いですね。(笑)

  5. いちいち「2011年に事故を起こした福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発です。」って言わなくて良くね?