6日の債券相場は小幅上昇に転じている。日本銀行の利上げ観測が再び高まったことによる売りが一巡後は、日本時間夜の米雇用統計を控えて持ち高調整の買いが優勢となっている。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは、特段手がかりがないとした上で「米雇用統計を控えて持ち高調整で買い戻しの動きになっているのではないか」と指摘。5日の30年債入札を無難に通過した安心感による買い戻しで超長期セクターが買い優勢なことも相場を支えていると語った。

  10月の毎月勤労統計について大塚氏はオントラック(想定通り)と言える範囲と評価するも「追加利上げが12月か来年1月かを決定づけるものにはならなかった」と語った。

10月の基本給、一般労働者で過去最高の伸び-日銀利上げ観測後押し

  今週は植田和男総裁のインタビューや時事通信報道、中村豊明審議委員の会見を受けて債券相場は上下に振れた。大塚氏は「結局はどちらか分からないが、12月か来年1月には利上げが行われるだろうというところに戻った」と語った。

長期国債先物12月物は前日比6銭安の142円92銭に下落後、7銭高の143円05銭まで反発新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い1.06%長期国債先物12月物

 

 

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