過去最高売上と過去最高益を達成したランボルギーニ

 ランボルギーニ ジャパンは11月29日、東京2020オリンピックのメインスタジアムとして使用された代々木の国立競技場にて「LAMBORGHINI DAY JAPAN 2024(ランボルギーニ・デイ・ジャパン・2024)」を開催し、新型スーパースポーツカー「テメラリオ(TEMERARIO)」を日本初公開した。

 ランボルギーニ Head of Japanのダビデ・スフレコラ氏は、「ランボルギーニは、ファンのエネルギー、情熱、愛によって支えられているブランドです。そして今日、この場所で新型モデルを発表できることをとてもうれしく思います」とあいさつ。また、海外からイベントに足を運んでくれたランボルギーニ首脳陣に感謝を述べた。

ランボルギーニ Head of Japanのダビデ・スフレコラ氏は、多くの参加者に感謝を伝えた

 続いてランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOは、2024年度のグローバルでの活動を振り返り、現在55か国に186店舗のディーラーを展開するなど、着実に成功していると説明。市場の販売順位は1位アメリカ、2位ドイツ、3位イギリス、4位中国、5位日本、6位中東、7位韓国、8位イタリア、9位カナダ、10位オーストラリアで、「日本は重要な市場の1つである」と紹介した。

2024年度第3四半期までのランボルギーニの実績報告したステファン・ヴィンケルマンCEO

 また、2024年度第3四半期までの実績は、8411台を納車(2023年比8.6%増)、売上は24億3400万ユーロ(同20.1%増)、営業利益は6億7800万ユーロ(同9.8%増)と、過去最高益を達成。バックオーダーについては、「ウラカンが生産終了分まで、ウルスは2025年末納車分、レヴェルトは2026年後半納車分まで受注が入っている」と明かしたほか、ブランドの価値については、2020年の21億ユーロから右肩上がりで、2024年には45億ユーロにまで成長したと説明。

 最後に日本初公開となる新型スーパースポーツカー「テメラリオ」のアンベールを行なってあいさつを締めくくった。

新型テメラリオのアンベールを含め、ランボルギーニのユーザーやファンに向けたイベント「LAMBORGHINI DAY JAPAN 2024」が国立競技場で開催された東京・代々木にある国立競技場内にランボルギーニ特設ステージが設けられたほか、場内には商談スペースや歴代モデルの展示も行なわれていた

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