ウクライナのGSC Game Worldは,販売中のサバイバルホラーFPS「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」(PC / Xbox Series X|S)の最新アップデートとなる「Patch 1.0.1」の配信を開始した。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」,650か所以上のバグフィックスを施した「Patch 1.0.1」の配信を開始。ただし,「A-Life 2.0」は引き続き修正中

 「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は,2007年の「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl」に続くシリーズの最新作だ。チョーノビリ原子力発電所で起きた謎の事故によって発生した異空間「ゾーン」を舞台に,計り知れない価値を持つ「アーティファクト」を手に入れるため,危険地帯に足を踏み入れた「ストーカー」の冒険が描かれる。11月21日のリリース以降,プレイヤーやメディアの評価は高く,発売直後に100万本のセールスを記録したことが発表された(関連記事)ものの,いくつかのバグが報告されていた。

画像集 No.003のサムネイル画像 / 「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」,650か所以上のバグフィックスを施した「Patch 1.0.1」の配信を開始。ただし,「A-Life 2.0」は引き続き修正中

 公開されたパッチノートによれば,「Patch 1.0.1」では,AI関連の修正や最適化,ゲームバランスの調整など,プレイヤーの要望の高かった項目を中心に650以上の修正が行われたとのこと。グラフィックスやサウンド,インタフェースなど,比較的マイナーなバグフィックスも実施されており,より快適なプレイが楽しめそうだ。
 ただし,現段階でもいくつかのバグが残っており,とくに不調が指摘されていた「A-Life 2.0」については,今後の課題になるという。「A-Life」は,ミュータントやNPCが,スクリプトではなく独自の意思に従って行動するシミュレーション要素で,「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズの代表的な技術だ。

 GSC Game Worldは,これからもフォーラムやSNSで寄せられるフィードバックや意見を元に,バグ修正に取り組んでいくとしている。アップデートの詳細は,パッチノートを参照してほしい。

To all stalkers exploring the Zone in S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl ? Patch 1.0.1 is here.

We’re ready to share our first update for both platforms ? PC and Xbox. Over the past week, we’ve been working to improve the game, implementing over 650 fixes to enhance your… pic.twitter.com/mGtzI3Ve4C

— S.T.A.L.K.E.R. OFFICIAL (@stalker_thegame) November 29, 2024

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version