株式会社ビクセンは、高感度カラーCMOSカメラ「VA225C」を12月2日(月)に発売する。価格は3万2,670円。対応するガイドスコープと組み合わせることで、赤道儀の動作を自動補正できるようになるCMOSカメラ。
天体撮影時、さまざまな要因により、長時間追尾中の赤道儀の回転誤差が生じてしまうことがある。こうした誤差を修正するのが「オートガイド」機能だ。
別売の「暗視野ファインダーII 7倍50mm」とファインダー脚「50mmファインダー用脚 S」との組み合わせを推奨(一部鏡筒では付属)。ファインダーの接眼ユニットと本製品と差替えても、ピント位置が大きく変わらない同焦点設計になっている。
同社が提供するPC用オートガイドソフト「Vixen Autoguider」と連携させることで、対象の星の動きを監視でき、ズレ情報をPCへとフィードバックできるようになる。また、PCから赤道儀へと修正情報が送られることで、動きを自動で修正。特に、長焦点鏡筒を使用する長時間撮影で効果的だとしている。
なお、「Vixen Autoguider」は撮影する夜空の環境に合わせて、3種類のプリセット(市街地、郊外、満天)を用意する。加えて、取得した星空画像から位置情報を割り出す「プレートソルビング技術」により、極軸合わせをアシストする機能もある。ソフト上でリアルタイムに極軸合わせの精度を確認しながら、調整することも可能だ。
Vixen Autoguider映像素子:SONY IMX225(1/3インチ カラーCMOSセンサー)ピクセルサイズ:3.75×3.75μm有効画素数:約120万画素オートガイダー端子:6極6芯モジュラージャック差込み径:31.7mmUSB端子:USB Type-B対応OS:Windows 7/8/10/11電源:USB2.0(PCから供給)外形寸法:37×92mm重さ:100g付属品:ガイドケーブル/USBケーブル
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