【後天性血友病11】自己免疫性凝固XIII、X、V因子欠乏症

後天性血友病を疑った場合、第VIII因子活性は凝固一段法のみならず合成基質法でも測定することが不可欠です。凝固XIII因子インヒビターを疑った症例では、線溶亢進型DIC(大動脈瘤など)を鑑別する必要があります。自己免疫性凝固X因子欠乏症を疑った症例ではALアミロイドーシスを鑑別する必要があります。自己免疫性凝固V因子欠乏症は、ヘパプラスチンテストによるスクリーニングが重宝でしたので復活して欲しい検査です。

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