ロシアのサイバー攻撃、対ウクライナ支援を脅かさず=英閣僚

パット・マクファデン英ランカスター公領相(写真)は25日、英国とその同盟国がロシアのサイバー脅威に屈し、ウクライナ支援をやめることはないとの考えを表明した。2023年10月撮影(2024年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 25日 ロイター] – パット・マクファデン英ランカスター公領相は25日、英国とその同盟国がロシアのサイバー脅威に屈し、ウクライナ支援をやめることはないとの考えを表明した。北大西洋条約機構(NATO)に対して、「新たな人工知能(AI)軍拡競争」で優位に立つために緊密に協力するよう要請した。

マクファデン氏はロンドンで開かれたNATOのサイバーセキュリティー会議で、米国主導の軍事同盟、企業、機関は、一段と攻撃性を高めているロシアから身を守るために「できる限りのことをしてデジタルドアをロックする必要がある」と指摘。

ロシアのプーチン大統領が「脅しにより対ウクライナ支援を阻止しようとしている」とした上で、同盟国に支援を強化するよう求めた。

マクファデン氏は、NATOに対するロシアの攻撃的かつ無謀なサイバー脅威を過小評価すべきではないとした上で、「ロシアからわれわれの国を守るためにできる限りのことをする」と言明した。

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