「あれから10年 これから10年」File.165  宮城県大崎市/大沼克哉さん

BS-TBS「あれから10年 これから10年」〈毎週土曜よる8時54分放送〉
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材し、復興を考える。

File.165 宮城県大崎市/大沼克哉さん

震災発生時、大沼克哉さんは中学3年生。経験したことのない激しい揺れに「これはただ事ではない」と感じたと振り返る。
震災後、何かできることがあるのではないかと思いながらも、自身の生活を守ることに追われ、何も行動に移せなかったことが心残りだった。
そのもどかしさから、「将来は必ず被災地に貢献できる仕事をしよう」と決意したという。
大沼さんは現在、宮城県亘理町の地域おこし協力隊として、水産業の振興や亘理町発祥の郷土料理「はらこめし」の伝承活動に力を入れている。
この仕事に就いたきっかけは、やはり震災だった。震災直後、被災地のために何もできなかった悔しさから、復興に繋がる仕事をしようと決めた大沼さん。
大学卒業後は福島県浪江町で就職、原発事故の被害に遭った地域で帰還者の支援や漁港の販路開拓を担った。
その過程で、さらに被災地に寄り添い、復興を後押しできる事業を始めようと考え、地域おこし協力隊に着任した。

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