公開日時 2024年11月22日 05:00更新日時 2024年11月22日 05:04
沖縄本島北部に建設される新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」の全体イメージ(ジャパンエンターテイメント提供)
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與那覇 智早
本島北部で来年夏に開業を予定するテーマパーク「ジャングリア」の運営会社ジャパンエンターテイメント(JE、名護市)は21日、来園者を1日1万人と想定した2020年度時点の予測値として、最も渋滞が予想される名護市の県道84号線白銀橋(東)交差点から中山交差点で開業後の交通量は1日当たり1000~2000台の増加を見込んでいることを明らかにした。
同社が交通対策で具体的な数値を示したのは初めて。パーク周辺の交通対策説明会で報告した。白銀橋(東)交差点~中山交差点でパーク開業後の交通量を約1万~1万3400台と見通す。
現時点で想定する来園者数は控えた上で、20~24年度時点で見積もった主要ルートと交差点の影響予測を説明した。ただ、中山交差点までの道路以外は増加幅について触れなかった。
対策に関しては右折帯設置などを提起。夏の繁忙期を想定し県道84号線名護本部線と市道古我知山線が重なるジャングリア入口(仮)の交差点のシミュレーションで、右折帯設置により現在と同じ速度で走行できるとした。
最終的なパーク開園前後の交通量比較調査について、来年春ごろに発表する見込みだとした。
(與那覇智早)
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