トランプ次期米大統領、ウォーシュ氏の財務長官起用を検討 FRB議長任命を視野=WSJ

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ次期米大統領が、ウォーシュ元米連邦準備理事会(FRB)理事を財務長官に指名することを検討していると関係者の話として伝えた。写真はニューヨークで講演するウォーシュ氏。2017年5月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[21日 ロイター] – 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ次期米大統領が、ウォーシュ元米連邦準備理事会(FRB)理事を財務長官に指名することを検討していると関係者の話として伝えた。2026年にパウエルFRB議長の任期が満了するタイミングで、後任のFRB議長に指名する方向だという。

トランプ氏が20日、フロリダ州の私邸「マール・ア・ラーゴ」でこの案についてウォーシュ氏と協議したという。

また、トランプ氏は投資家のスコット・ベッセント氏を国家経済会議委員長に起用し、その後、ウォーシュ氏の後任の財務長官に指名する可能性についても検討しているという。

同紙はトランプ氏が別の人物を起用する可能性も残されていると伝えている。

財務長官の候補には、アポロ・グローバル・マネジメント(APO.N), opens new tabの共同創業者マーク・ローワン氏、テネシー州選出の上院議員ビル・ハガティ氏、第1次トランプ政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏も検討されている。

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