11月14日、米アルファベット子会社グーグルは、生成人工知能(AI)「ジェミニ」最新版のアプリを米アップルのアプリストアにも提供を始めた。写真はグーグルのロゴ。米カリフォルニア州サンディエゴで10月撮影(2024 ロイター/Mike Blake)
[サンフランシスコ 14日] – 米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab子会社グーグルは14日、生成人工知能(AI)「ジェミニ」最新版のアプリを米アップル(AAPL.O), opens new tabのアプリストアにも提供を始めた。今後は「iPhone」でも利用が可能となる。
最新版には音声で自然なやり取りができる「ジェミニライブ」の機能が含まれている。グーグルは既に、自社のスマートフォン用基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載の端末向けに展開していた。
グーグルの商品運用シニアディレクター、ブライアン・マーカート氏は「あなたが予定している面接の練習や、新しい街に来てするべきことの助言、頭の体操、創造的なアイデアの考案などを望む際には大いに役立つ」と売り込んだ。
ジェミニは、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが出資する新興企業オープンAIが手がける「チャットGPT」に対抗するためにグーグルが投入した「バード」の後継となる。
大規模言語モデルの台頭を背景にAI技術はさらに発展し、音声アシスタントサービスも新世代に入った。グーグルでも、従来の「グーグルアシスタント」がジェミニライブに切り替わった。
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