トランプ氏のNATOとウクライナへの関与を予想=英国防相

 11月11日、 英国のヒーリー国防相(写真)はトランプ次期米政権が北大西洋条約機構(NATO)と、ウクライナへの関与を続けると予想していると述べた。ロンドンで10月代表撮影(2024年 ロイター)

[ロンドン 11日 ロイター] – 英国のヒーリー国防相は11日、トランプ次期米政権が北大西洋条約機構(NATO)と、ウクライナへの関与を続けると予想していると述べた。

ヒーリー氏はスカイニュースの番組で、トランプ氏の大統領選勝利を受けて、ウクライナへの支持は低下したかとの質問に対し「NATOのような同盟がそうであるように、各国は力によって安全を得られることを同氏は認識している」と語った。

「米国が英国のような同盟国と共に、プーチン(ロシア大統領)による侵略に打ち勝つまでウクライナの側に立ち続けると予想している」と述べた。

また、トランプ次期政権の下でもNATOと欧州の安全保障に対する米国の関与は引き続き揺るぎないだろうと述べた。欧州諸国は防衛費の増額に関してさらに「重い負担」を負う必要があるという同氏の主張にも言及した。

「米国がNATOから手を引くとは予想していない。米国は同盟の重要性を認識している。欧州でのさらなる紛争を回避することの重要性を理解している」と述べた。

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