米メキシコ湾の原油生産、25%なお停止 「ラファエル」到来で

ハリケーンから熱帯低気圧に勢力を弱めた「ラファエル」の影響で米メキシコ湾岸の原油生産の25%余りと天然ガス生産の16%が依然停止していると、米安全環境執行局(BSEE)が10日明らかにした。写真はラファエルの影響で浸水した道路。キューバで7日撮影(2024年 ロイター/Norlys Perez/File Photo)

[ヒューストン 10日 ロイター] – ハリケーンから熱帯低気圧に勢力を弱めた「ラファエル」の影響で米メキシコ湾岸の原油生産の25%余りと天然ガス生産の16%が依然停止していると、米安全環境執行局(BSEE)が10日明らかにした。

10日時点で日量48万2790バレルの原油と3億1000万立方フィートの天然ガス生産がなお停止している。

メキシコ湾岸の371カ所の有人生産設備のうち37カ所から作業員が退避したままとなっている。

シェブロン(CVX.N), opens new tab とシェル(SHEL.L), opens new tabはこの日、作業員の退避を解除した。

ラファエルは大型ハリケーンとして6日にメキシコ湾に到達後、熱帯低気圧に格下げされた。

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