【青木祐奈の言葉】直後に届いた島田高志郎からのメッセージ「それを見て泣きました」

青木祐奈(MFアカデミー)がフリー125・29点の合計195・07点で、ジュニアGPを含めて初の表彰台に立ちました。

7位に沈んだGP第1戦スケートアメリカから修正して自今ベストを記録。フリー後には第3戦フランス杯で銀メダルを獲得した男子の島田高志郎からの祝福メッセージに涙を流したことを明かしました。

7日の公式練習、8日のショートプログラム(SP)、9日のフリー、10日の一夜明けをまとめて「青木祐奈の言葉」としてお届けします。



フィギュア2024.11.10 17:00


<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇東京・代々木第一体育館◇女子シングル


























































































































表彰台独占、左から千葉、坂本、青木(AP)

表彰台独占、左から千葉、坂本、青木(AP)

去年のNHK杯が分岐点「見た景色が」
7日の公式練習を終えて テレビへの取材対応

―2年連続のNHK杯に向けて、前日練習を終えての状態はいかがでしょうか

スケートアメリカが終わってから、ちょっと気持ちが落ち込んでたところがあったんですけど、しっかり今は準備が整ったかなと思うので、今日の練習も体がしっかり動いてできたかなと思います。

―去年のNHK杯に臨む気持ちと今年の大会を迎える気持ちの違いはありますか

去年は本当に引退を考えていたので、最後の国際大会と思って、自分としては「本当に楽しもう」の気持ちだけだったんですけど。今回は、去年の結果が良かった分、自分を超えられたらいいなっていうふうな目標があるので、しっかり自己ベストを出せるように臨んでいきたいなと思います。

―去年のNHK杯は分岐点となる大会だったのでしょう

はい、そうですね。本当に去年のNHK杯で見た景色っていうのが忘れられなかったので、それが自分の現役続行の決め手ともなったと思うので、すごい本当に思い入れのある試合です。

―そこから1年たって、今季はどのようなテーマを持ったシーズンなのでしょうか

今シーズンは現役を続けるって決めたところから、本当に1日1日を大切にしようっていうところから、まず失うものは特にないと思っているので、しっかり挑戦の年にしていきたいなと思っていて、自分が悔いのないようにしっかりやりきるっていうことを常に頭に置いてやっています。

―ご自身で振り付けもされていますが、今シーズンのショート、フリーそれぞれの見どころを教えてください


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島根県松江市出身。小学生時代はレスリングで県大会連覇、ミニバスで全国大会出場も、中学以降は文化系のバンドマンに。
2021年入社。スポーツ部バトル担当で、新日本プロレスやRIZINなどを取材。
ツイッターは@kotakatsube。大好きな動物や温泉についても発信中。


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