今回は「花粉の飛散傾向」についてです。
ウェザーニュースが今シーズンの花粉の飛散予想を発表しました。
佐賀県は去年と比べて115%、過去10年と比べると127%と、今シーズンは花粉が増える予想となっています。
なぜ増えるのかといいますと、昨年の夏の天候が関係していまして、日照時間が平年よりも多く、雄花の生長に適していたと見ているからです。

【甲斐気象予報士】
まずはスギ花粉の飛散が2月中旬頃から、そしてピーク2月下旬から3月中旬になると見ています。
ヒノキ花粉が3月中旬ごろから飛び始め、3月下旬から4月中旬頃にかけてピークを迎えそうです。花粉の季節が近づいていますので、花粉症の方は飛び始める前、今のうちに対策をしておくとよさそうです。
また、まだ症状の軽い方などは悪化する可能性がありますので、油断せずに対策をしましょう。

【キャスター】
早ければ2月上旬から飛び始めるということで来週にはもしかしたら飛ぶ可能性もありますね。今日は少し寒さ緩みましたけど、週末はまた気温が下がるんですか?

【甲斐気象予報士】
そうなんですよ。上空1500メートル付近の寒気の予想を見ていきます。
今夜にはマイナス12度という平地でも大雪の目安となるような強い寒気が再び流れ込んできそうです。動かしていきますと、あすの日中にかけても九州北部にかかりやすい状態が続きそうです。次第に強い寒気が北上していきますが、それでもマイナス6度以下の寒気がかかり、平年を下回る気温となりそうです。
週末の天気マークで見ていきますと寒気の影響で日差しが多少あるくらいで雲が主役となりそうです。朝晩を中心に雪がちらつく可能性があります。土日は引き続き積雪や路面の凍結にご注意ください。

天気週間予報ですが、月曜日になると久しぶりに気温が2桁になる日がありそうです。日差しも届く日が多くなり、うっすらと花粉が飛ぶかもしれません。花粉症の方は念のためお気をつけください。ただ、2日はまた気温が8度ということで、来週は気温変化が大きくなりそうなので体調の変化にもお気をつけください。

WACOCA: People, Life, Style.