11月5日は「世界津波の日」。和歌山市などで防災訓練が行われました。

 「世界津波の日」は、江戸時代に起きた安政南海地震で、稲むらにつけた火が人々を津波から避難させた故事にちなんで国連が定めています。

 11月4日の訓練は、国土交通省などが主催し、南海トラフ巨大地震の発生で和歌山市など近畿の沿岸部に津波が来るという想定で行われました。

 上空から海上保安庁のヘリコプターが飛来すると、船の乗客らの救助に当たるため、隊員らがロープを伝って甲板に降りました。

 一方、陸地ではがれきに埋まって身動きの取れなくなった人を、警察と自衛隊が連携して救助したほか、倒壊する危険性のある建物に残った人たちを、消防隊員らがはしごを使って救出していました。

 (斉藤鉄夫国交大臣)「(国民に)自分の命は自分で守るという意識を持っていただき、多くの連係プレーで命を守っていく」

 訓練は、南海トラフ地震などの大規模な災害が発生したときの支援拠点となる大阪府の堺泉北港でも行われました。会場では警察犬も投入され、倒壊した建物からの救助方法を確認していました。

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