フィギュアスケートのグランプリシリーズカナダ大会で、日本女子が16年ぶりに表彰台を独占しました。

 ショート4位の吉田陽菜選手(名古屋市出身/木下アカデミー)はフリーの演技冒頭、回転不足をとられたものの、大技トリプルアクセルを着氷します。

 その後も、昨シーズンのファイナル銅メダリストが実力を発揮。

 転倒などのミスがありながらも3位につけ、2大会連続のファイナル進出へ望みをつなぎました。

 「次のフィンランド大会はやるだけなので、あと2~3週間、全力を注いで練習して、『やりきった』と思える演技をしたいです」(吉田陽菜選手)

松生理乃選手がフリーでトップの得点

 去年のカナダ大会3位の松生理乃選手(名古屋市出身/中京大学)。ショート10位から巻き返しをはかります。

 序盤から流れるようなジャンプを決め、高い出来栄え点を獲得します。
      
 後半に入っても勢いは衰えず、7つのジャンプすべて、出来栄え点で加点がつきます。

 初めて海外の振付師に振り付けてもらったこのプログラム。テーマの「神への祈り」を、持ち味の伸びやかなスケーティングで表現していきます。

 ステップとスピンでも最高評価のレベル4を獲得した松生選手。

 フリーではトップの得点をマークし、大逆転で昨シーズンを上回る2位に入りました。
     
 「ショートから悔しい気持ちやモヤモヤした気持ちがたまっていたので、それが一気に解放された感じで『やったー!』という思い。次のフィンランド大会では、今回悔しかったショートもそろえて、ショート・フリー共にノーミスの演技ができるようしっかり練習していく」(松生理乃選手)

坂本花織選手が世界女王の貫録

 そして、昨シーズンのファイナルを制した坂本花織選手(シスメックス)が世界女王の貫録を見せつける演技で、見事優勝。

 グランプリシリーズで、日本女子が16年ぶりに表彰台を独占しました。

 (2024年10月28日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)

#メーテレ #名古屋テレビ #ドデスカ #ドデスカプラス #フィギュア #figureskating

12 Comments

  1. ロシア勢が戻ってくると逆の事が普通に起こりそうだけど、それでも他の国の選手よりも良い結果が出て日本人表彰台独占はすごい✨オメデトゴザイマース

  2. 松生選手鳥肌ものでした。川の流れのように最初から最後まで綺麗すぎて何度も見返してます。

  3. 日本勢の表彰台独占!
    素晴らしい…..,嬉しい限りですね!!
    みなさん,全力を出し切って納得のいくグランプリにしてください!!!

  4. 通しで観た方なら、この大会の氷がそもそもあまり良くなかったのは分かるはず。
    条件は皆同じの中、まとめ上げて表彰台に立った3人に最大限の賛辞を贈りたいです🫶

  5. 松池さんカナダのお客さんがスタオベでしたね。滑りの良さがなければ平凡なプログラムになってしまう正にローリーの真骨頂のプログラムを見事に滑りこなしてたのが素晴らしい。坂本さんと吉田さんもそれぞれ面白いプログラムで完成系が楽しみ。