東京電力は福島第一原発の試験的デブリ取り出しで装置先端のカメラ映像が映らなくなった原因について、長時間カメラの電源を切っていたことが影響したと考えられると発表しました。

 福島第一原発2号機の原子炉格納容器内にあるデブリ取り出しは、今月17日朝に取り出し装置の先端に付くカメラ2台の映像が映らなくなり、中断しています。

 東京電力は26日の会見で、15日午前中から17日朝までカメラの電源を切ったため、半導体に高い放射線の影響を受けた電気がたまり、回路が停止したと推定されると発表しました。

 電源を入れていた場合は半導体から放電されるため、不具合が発生しなかったと考えられるということです。

 今後、いったん放射線量の低い場所に戻したカメラの電源を入れたり切ったりしても映像が復旧しない場合は、カメラそのものを交換するため、試験的デブリ取り出しの中断期間は長期間に及ぶとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

23 Comments

  1. 東京電力に原発運用の能力はない。第2の原発事故は必ず起こる。

  2. 年間何兆円が消えるのかな(もちろん経産省はこの費用を原発のコストには含めない)

  3. しょうもない不具合で収束がまた遠くなる。盗電に収束の意思がないんじゃないか。国からの補助金、電気代の値上げで税金チューチューするんだろ。

  4. こんな感じで
    原発運営しています(笑)
    過去に汚染廃棄物をコンビニビニール袋に入れて捨てに行った報道ある通り

  5. まぁ高濃度放射線下で何がどうなるとかそうそう実験出来ないでしょ。良い経験と教訓になったんじゃない?この事象を基に他の機材も点検しないと…。

  6. 原発事故を想定した訓練や技術を過去に自ら放棄した贖罪は世界に対して罪深い愚行である。

  7. 放射能からでる電磁波でカメラがぶっ壊れたの間違いじゃないならそら、おかしいのは会社。

  8. 税金の垂れ流し。
    国民は疲弊する一方、東電は公金吸いまくっておいしいね。
    ずーっとこの先何世紀にもわたって続けたいんだろうかね?
    そもそも何世紀も日本があるとは思わないけど。。

  9. ともかく一旦入れると高線量の放射性物質が付着してしまうので人間が簡単に触れないし交換も修理も途方もない手間がかかる。洗ったり拭いたりすればそれがまた放射性廃棄物としてどんどん増える。