吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説を、大森立嗣が監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』より、主要キャスト(福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、財前直見)と監督の大森立嗣が集結したインタビュー映像が解禁!
社会通念を逸脱した難役に挑んだ福士蒼汰×松本まりか。インタビューにて圭介と佳代の関係について聞かれると「圭介は終わらそうとするのに、佳代は続けようとするところが罪深い」(福士)、「性の快感を得ることって、悪いことのように感じてしまう。」(松本)とそれぞれが演じた役を振り返り、「湖の女たち」で描かれたアンモラルな関係の魅力を探る。撮影現場では、あえて話さなかったという二人だが、このインタビューで「お互いが同じ役作りの手法を取っていた」ということに納得し、松本は福士に対して「極限状態にしてくれたことが、いろんなことを(超える)突破口になった」と、感謝の気持ちを示した。
そして、話題は湖で行われたクライマックスシーンへ。
当初予定していたスケジュールが悪天候のために中断され、翌日に持ち越しとなった撮影について大森監督が話し始めると、湖に浮かぶボートの上に立ちすくむ圭介の緊迫したメイキングシーンが映し出される。
このシーンについて「蒼汰がまりかのこと、バーンと湖に投げたんですよ。あ!と思って」とジェスチャーを交えながら大森が暴露!すると、福士、松本もつられて笑いだすが、そこに差し込まれた本編映像は手錠をかけられた佳代がボートの上でずぶ濡れのまま乱れる激しいシーンとなっており、笑い事ではすまない最重要シーンということがわかる。
「深い信頼があったからできるんだろう」とキャストに全幅の信頼を寄せる大森、そしてW主演を張った福士と松本のクライマックスで「心が一つになった瞬間だった」という言葉に、大森組が作り上げた作品への自信が伺える。
その他、週刊誌記者を演じた福地桃子に対し、監督がオーディションでかけた衝撃の一言、そして、介護士・松本を演じた財前直見の起用のきっかけや、財前自身が語る本作の魅力についてなどが、たっぷりと収録されている。
最後に5人が思う「湖の女たち」とは、が語られる。福地の「共感できる部分」とは。
財前の「露わにしたくない部分も、湖が全て受けてくれる」という思い、松本の「私が居たい場所はここだ。と全細胞が思った」という真意、そして、福士が思う「堆積」とは?
大森監督が作品に込めた「世界は美しいのか、僕たちが生きるに値する場所なのか、ということを考えるきっかけになったら。」というそれぞれの思いが溢れるインタビューとなりました。
・原作:吉田修一『湖の女たち』(新潮文庫刊)
・監督・脚本:大森立嗣
・主演:福士蒼汰、松本まりか
・製作幹事:東京テアトル、ヨアケ
・制作プロダクション:ヨアケ
・共同配給:東京テアトル、ヨアケ
・劇場公開:5月17日(金)
・クレジット:©️2024 映画「湖の女たち」製作委員会
・公式サイト:thewomeninthelakes.jp/
・公式Twitter:@thewomeninthelakes
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1 Comment
映画を、深く見れば、もっと理解を出来ると思います‼️ブルーレイを、買って、何回見たい、二人の関係図は分かるのですが、他の、事件とのつながりが、分かりにくく❗それが今の、時代に大切な‼️所に感じます❗