中国の宇宙ステーション「天宮」は現在、1200日以上にわたって宇宙で安全かつ安定的に稼働中だ。

 「天宮」で任務にあたっている有人宇宙船「神舟18号」の飛行士らが、この「宇宙の家」の安全と快適さが万全を期すよう、定期点検とメンテナンス作業を行った。

 「神舟18号」の飛行士は、計画に則って「天宮」の振動環境測定などに取り組んだ。宇宙ステーション本体および搭載設備の機能や信頼性の向上に資するだけでなく、宇宙生活の快適性を高めることにも役立つ。

 設備メンテナンスとしては、煙式火災感知器の機能テストも行われた。専用のツールを駆使して感知器の音声警報やライト、メーターなどのアラームを作動させ、火災探知システムの感度と精度評価が実施された。

 また、携帯式科学実験モニタリング装置の点検作業、水の電解酸素生成や関連部品の交換など、再生生命維持システムに関するメンテナンス作業も行われた。

 水の電解酸素生成システムは、宇宙ステーションの酸素分圧を制御するために不可欠だ。水処理システムから供給される水を電気分解して、呼吸に必要な酸素、および水素を生成する仕組みとなっている。

 飛行士は他にも、後続の宇宙船打ち上げに向けたランデブーとドッキングの訓練、メタ認知訓練システムを使った異なる初期条件下での画像認識訓練を完成させた。

WACOCA: People, Life, Style.