南海トラフ 埼玉県内「最大震度5弱から5強程度」想定

8日、南海トラフ地震への注意を促す臨時情報が出たことを受け、県は対策会議を開き、非常時の職員の対応を確認しました。

 県内では、最大震度5弱から5強程度の揺れが起こると想定されています。

 対策会議では、県の職員に対し、▼勤務時間外も含めた、震度に応じた初動体制▼ほかの自治体から応援要請があったときの対応を改めて確認することなどを求めました。

 内閣府が2012年に発表した被害想定によると、県内では南海トラフ地震で、最大震度5弱から5強程度の揺れが起こると想定されています。

 また、地震による死者はわずかとされていますが、液状化でおよそ700の建物が全壊する恐れがあるということです。

 気象庁は今後、1週間程度は大きな地震に注意するよう求めています。

 臨時情報が発表された地域の対象に埼玉県は入っていませんが、県は、県民に対し、▼家具の固定状況▼食料や燃料などの備蓄▼家族との安否確認の方法▼避難の場所や経路などを確認するよう呼びかけています。

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