来月、イギリスに戻るとみられているヘンリー王子の動向に再び注目が集まっています。帰国しても父親のチャールズ皇太子と会う予定がないということです。

 イギリスメディアが報じたのはメーガン妃が去年、アメリカのインタビュー番組で王室内で差別的な言葉を受けたなどの発言をするに至った背景です。

 記事によりますと、国王の孫に与えられることになっている王子の称号をチャールズ皇太子はアーチー君には与えない意向で、実際にヘンリー王子夫妻はチャールズ皇太子からそのことを伝えられたといいます。

 実はこれ、「王室のスリム化」を図るためのチャールズ皇太子のプランだというのですが、その意向に対して2人は激怒。

 そして、番組でのあの衝撃的な発言へと至ったとしています。

 一方、別のメディアが注目したのはエリザベス女王の動向です。

 G7終了後にバイデン大統領と会談した際のドレス。

 これに、今月4日に誕生したヘンリー王子夫妻の長女・リリベットちゃんに対するメッセージが隠されているというのです。

 記事では、このドレスにユリの花が描かれていると指摘しています。

 ユリは英語で「リリー」。リリーの柄は、ひ孫であるリリベットちゃんに対する女王の敬意と取れるというのです。

 王室ジャーナリスト・多賀幹子さん:「“ユリもある”くらいにしたのが微妙なところ」

 イギリス王室に詳しい多賀幹子さんは、こんな分析をしています。

 王室ジャーナリスト・多賀幹子さん:「アメリカの大統領ですもんね、バイデン大統領は。これはリリベットちゃんのことを一言、『おたくの国で生まれましたけれど、どうぞよろしく』というようなあいさつだったり、お願いだったりするような気持ちを込めたのかもしれませんね」

 また、別の日に女王が付けていたブローチに注目したメディアもありました。

 女王が胸に付けていたのは以前、ボツワナの大統領から贈られたブローチ。ボツワナは「ヘンリー王子夫妻が結婚前にデートをした国」ということから、“女王は2人に秘密の承認を与えた”と記事は伝えています。

 ヘンリー王子は来月の母・ダイアナ元妃の誕生日に行われるイベントに合わせてイギリスに向かう予定です。

 エリザベス女王からは2人だけのランチに招かれているという報道がある一方、父であるチャールズ皇太子とは会う予定がないとされています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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