作詞:小池 修一郎
作曲: Frank Wildhorn
歌:島倉 学

収録:2019.6.20 島倉音楽スタジオ

●メッセージ
この劇中歌は、宝塚歌劇で初演するにあたって、作曲担当のフランク・ワイルドホーン氏が新しく書き下ろした宝塚版のみの楽曲でした。2016年、宝塚歌劇団以外で日本上演する際に「A Peace Of Courage」として追加されました。

「欺瞞と不正」が蔓延る社会、果たして愛し合える至福の日は来るだろうか。未だ「戦争」が絶えない世界、人が築いた「心の壁」を打ち砕き解き放つ日はいつか。18世紀末のフランス革命混乱期を描いた作品ですが、その訴えかける歌詞の内容は正に現代社会を表しています。

例えどんな困難な状況にあっても「ひとかけらの勇気」さえあれば、人はそれを乗り越えることができる。しかし、何ごとも自分の理想を実現するには、目的に向かって行動しなければ決して現実化しません。そのための第一歩が勇気です。つまり、覚悟と根性を持って意志の強さを鍛えることが大切であるというメッセージが組み込まれているのです。

島倉 学

#東宝 #スカーレットピンパーネル

1 Comment

  1. ●発音(長音)
    1番の冒頭に「欺瞞と不正」という歌詞が出てきます。誰の歌を聴いても「不正」を「ふせい」と発音されているのですが、長音(長母音)なので私は正しく「ふせー」と発音致しました。

    ●移調
    この楽曲の原曲キーは、最高音が「G4(ソ)」です。自分の声が最も生きるHighバリトンの声区に合わせるため、半音下げました。

    ●カンニング・ブレス
    最後のクライマックスに出てくる「僕にある限り」のフレーズ。
    ほとんどの歌手は「ある限り」の適当な位置でブレスをとっているのですが、そうすると言葉の力や伸びやかな高音の効果が半減してしまいます。しかし、この高さで一息で歌うのはやはり困難です。

    私は、ブレスはとっているもののワンフレーズに聞かせることができる「カンニング・ブレス(息を盗む)」という技術を使い歌唱致しました。

    島倉 学