6月25日、県内で新たに48人が新型コロナウイルスに感染したと発表されました。静岡市と浜松市、富士宮市で新たなクラスターが発生しています。
新たな感染者を自治体別に見ますと、浜松市で20人、静岡市で6人、普段は県外に住んでいて県内で感染が確認された患者が6人となっています。
<静岡市の会見>「事業所内での感染の可能性が高いのでクラスターに認定した」
静岡市では清水区内の事務所兼工場で、これまでに社員7人の感染が確認されたとして、市は新たなクラスターに認定しました。浜松市南区の障がい者施設「えくらん」では、これまでに従業員3人、利用者7人、家族など4人の感染が確認され、クラスターと認定されました。この施設は利用者のうち、マスクができる人は半数くらいだったということです。また、富士宮市の社会人向けの研修施設でも新たなクラスターが発生し、県外の人を含む8人の感染が分かりました。一方、県は感染状況が一定の水準まで落ち着いたとして、約1カ月半ぶりに国の指標のステージ3からステージ2に引き下げました。直近1週間の病床の使用率が県全体で20%を下回ったことなどから判断しました。県の独自の警戒レベルもレベル4の「県内警戒・県外警戒」に引き下げました。
#オレンジ6 6月25日放送
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