中国電力は島根原子力発電所内で保管していた低レベル放射性物質を埋設処分する施設に運ぶため搬出作業を行った。
島根原発から搬出されたのは、2005年度から2010年度にかけ、1号機と2号機の運転時や定期検査などに伴い放射線管理区域で発生した金属やコンクリート、プラスチック、ゴムなどをモルタルで固めた低レベル放射性廃棄物で200リットルのドラム缶、992本分。
搬出作業は9月23日から25日にかけて行われ、作業員は放射線量を確認した上で慎重に運搬船に積み込んでいた。低レベル放射性廃棄物は、9月25日、青森県六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物埋設センターに向けて海上輸送され、9月28日に到着する予定となっている。
島根原発の貯蔵所に収容されている低レベル放射性廃棄物は、8月末時点でドラム缶に換算して、3万7570本相当。搬出作業は、1993年に始まり、9月25日で22回目となった。9月25日は島根・鳥取両県をはじめ、原発から30キロ圏内の6市(松江・出雲・安来・雲南・米子・境港)の職員が視察に訪れていた。
なお、中国電力は、来年8月に島根原発2号機の再稼働を予定し、準備を進めている。
(2023年9月25日放送 ニュースevery日本海より)
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2 Comments
低レベル放射性廃棄物と言っても実際は放射線など検出されない、処理水と一緒で原発絡みは意味のない管理で税金が溝に捨てられる。
福島原発汚染水といっしょレベルなら日本周辺じゃなくもっと東の方に捨てちゃえばいい。黒潮に乗って東へ行く。