福島原発の事故を受け、去年国際線がスタートした羽田空港は母国に帰る外国人で混雑しています。
アジア路線のチェックインが集中する11時すぎのカウンターは大行列ができています。国際線ロビーは地震のあった翌日から混雑し始め、この時間は昼すぎに出る中国東方航空上海行きや大韓航空ソウル行きに乗る人たちがカウンターで長蛇の列をつくっていました。空港には航空券を持たないまま詰め掛ける人も多く、各国の在日大使館は窓口を設けて相談に応じているということです。空港に来た外国人の乗客は「両親が心配しています。この状況は中国でも報じられていますから」「放射能と余震が怖いわ」「子どもが心配だから帰るの」などと話し
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http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201103177.html

2 Comments
この判断力と行動の早さは見習いたい。
しがらみに縛られて、間に合うはずが避難せず、被爆した方々を観て感じた。
あのキノコ雲を目の当たりにして、
蜘蛛の子散らすように国外退去を果たした異国の人々。
彼らの内、不幸にも再び「戦時下」のこの国に舞い戻ってしまった方々が、
少なからず存在していることは、痛恨の極みだ。
日本人を買い被ってはいけない。
確かに過去世界的功績を残した偉人も存在はした。
誠実さ・勤勉さも(戦時下の今も)なお健在なのだし、
日本製品の俊逸さも侮り難い。
しかし、そんな日本人の取り柄も、
極々「片面的」「局所的」だということに思いを巡らさない限り、
日本人と共にあることをもって、
命の保証を担保することには到底ならない。
仮初めの平和。
日本人の群がるそんな幻想世界に幻惑されてしまった彼ら。
しかし、その彼ら異国の人々にしたところで、
「日本は大丈夫キャンペーン」にまんまと利用され、
結果として、現実に背を向ける日本人に同調する形となってしまった。
外圧に脆い日本。
その侵略的ではない良識的外圧の一端を担う彼ら異国の人々の潮流の結集でもって、
この国が僅かでも正気に戻ってくれればいい、
そんな一縷の望みをしか今は持てない。