「渋野日向子さんと松山英樹さんで取り上げ方が違いますよね」 女性アスリートを“アスリートとして見ない”国内メディアの問題
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競泳選手として活躍した井本直歩子氏は現役引退ののち海外を舞台に活動し、2021年に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会ジェンダー平等推進チームのアドバイザーに就いた。彼女が現在の日本のスポーツ界をめぐるジェンダーの在り方とその問題点を語る(全2回の2回目/前編から続く)。
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のジェンダー平等推進チームのアドバイザーに就任、勉強会を立ち上げるなど尽力する井本直歩子は語る。
「ジェンダー平等のために、メディアの役割はものすごく大きいと思っています」
1996年のアトランタ五輪に出場するなど競泳選手として活躍。2000年に競技生活から退いたあと、JICA(国際協力機構)でガーナ、ルワンダなどで活動し、その後国連児童基金(ユニセフ)の職員として各国で任務にあたった。休職して今年1月に帰国すると、スポーツ界でのジェンダー平等推進のための活動に携わり始めた。
Video: https://youtu.be/a-vLD2jduNI
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