東日本大震災の”奇跡のピアノ”の調律師の男性が能登半島地震で被災したピアノを修復へ (2024年7月25日)
13年前、東日本大震災で津波の被害にあい大きく損傷したピアノ。そのピアノを「奇跡のピアノ」として復活させた福島県の調律師がいます。その調律師の男性が今度は能登の被災地からピアノを救い出すことになりました。
「こける人けっこうおるから気を付けて」
輪島市町野町にやってきた男性。福島県いわき市でピアノショップを経営する遠藤洋(えんどう ひろし)さんです。
ブルーシートの中から出てきたのは家に取り残されていた一台のピアノです。
調律師の遠藤さんは2011年、東日本大震災で津波の被害に遭いながらも残ったグランドピアノを修復し、「奇跡のピアノ」として復活させました。
「かすってるような音がなぁ」
持ち主の倉本沙織(くらもと さおり)さん。母親が大切に使っていたピアノでしたが、家から出そうにも自力では不可能でした。
遠藤さん:
「もし雨漏りしたらという想定があってブルーシートをかけていたんですよね。そういうピアノに対しての心遣い。全力でこのピアノを直してあげたいと思っている」
倉本さん:
「よろしくお願いします」
遠藤さんは砂利の上に板を置いて、少しずつ丁寧にピアノを外に運び出しました。
長年弾きこまれたピアノは音色が悪くなっていたため、福島へ持ち帰り修復することになりました。
遠藤さん:
「誰もがみんなそういうおもいがある『何かしてあげたい』と。ピアノを通して何かひとつでも役に立つことができるかなと」
倉本さん:
「家の中に入るまでに地面の亀裂がひどくて救出できるかどうかすごく不安だったのですが、とても喜んでいる次第です。素敵な音色に戻ることができると言ってくださったので信じて待ちます」
修復されたピアノは来月中には倉本さんのもとへ届けられる見込みです。
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遠藤洋🇯🇵🗾🎹