岩手県内では6月25日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表された。
また県は、県内でも従来のウイルスから「N501Y」の変異ウイルスに置き換わっているという認識を示した。
新たに感染が確認されたのは盛岡市で2人、県央保健所管内と二戸保健所管内で1人ずつの男女あわせて4人。
このうち県央保健所管内と二戸保健所管内の2人はこれまでの患者との接触が確認されている。
一方、盛岡市の2人は感染の経路がわかっていない。
また県は6月25日、新たにこれまでの患者18人から感染力が強いとされる変異ウイルス「N501Y」が検出されたことを発表した。
そして県内でも従来のウイルスから「N501Y」に置き換わっているとの認識を示した。
県保健福祉部 工藤啓一郎 理事心得
「ほぼ置き換わった。100%に近いんじゃないかと思っている。全国的な傾向もあるが」
さらにインドで確認された変異ウイルス・デルタを含む「L452R」の検査を県内の患者の検体で初めて実施したところ、対象の21人からは検出されなかったことを明らかにした。
県内の累計の患者数は1657人、入院中は39人となっている。
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