これがNHK少年ドラマシリーズの最後の作品、1983年に放送された「だから青春 泣き虫甲子園」というドラマを紹介します。

NHK少年ドラマシリーズの第99作「だから青春 泣き虫甲子園」(全13話)
1983年6月14日から10月11日(毎週火曜日、19時30分から19時58分30秒)に放送!!

原作:あだち充・やまさき十三の漫画「ああ!青春の甲子園」
脚本:井沢満
音楽:今井裕
【キャスト】
愛川欽也
新田純一
菊地陽子
森尾由美
伊藤かずえ
豊原功補
永瀬正敏
安孫子里香
松本誠一
太田毅
山口雅巳
小西裕之
下林山守
矢野有美
柄沢次郎
藤木悠
宍戸錠
加藤みどり
大塚良重
小松方正
きくち英一
加藤精三
みのもんた
ガッツ石松

【NHK少年ドラマシリーズと「だから青春 泣き虫甲子園」について】

少年ドラマシリーズは1972年の元日に放送が始まった「タイム・トラベラー」からこの1983年放送の「だから青春 泣き虫甲子園」まで約11年間に全99作のドラマが放送されました。

なかでも特に人気が高かったのが「タイム・トラベラー」「夕ばえ作戦」「まぼろしのペンフレンド」「なぞの転校生」「明日への追跡」「未来からの挑戦」「幕末未来人」「七瀬ふたたび」「その町を消せ」のようなSF小説の原作をドラマ化したタイプの作品でした。

他にも「二十四の瞳」「野菊の墓」「風の又三郎」「あんずよ燃えよ」のような純文学をドラマ化したもの、「快傑黒頭巾」のような時代劇、「つぶやき岩の秘密」のようなサスペンス、「ユタとふしぎな仲間たち」のような童話、「星の牧場」のようなファンタジーやメルヘン、他にもいろいろとバラエティに富んだ内容のドラマが作られ放送されていました。

そんな少年ドラマシリーズのいちばん最後に作られ放送されたのがこの「だから青春 泣き虫甲子園」という作品です。

少年ドラマシリーズのラストを飾る2作品がシリーズ第98作の「おれたち夏希と甲子園」と、第99作の「だから青春 泣き虫甲子園」という、奇しくも同じ甲子園を目指す高校球児たちの青春模様を描いた作品だったというのは少年ドラマシリーズの最後を飾るドラマとしてはとても良かったと思います。

残念ながらこの「だから青春 泣き虫甲子園」については少年ドラマシリーズ自体が話題にされる機会があったとしても今日ではあまり語られることがありません。しかしSF原作ものにも負けないくらいに素晴らしい魅力を持っている青春ドラマの傑作だと思います。

放送された1983年当時の若手俳優やアイドルたちが共演している作品ですし、ドラマ内で流れる彼らが歌う主題歌や挿入歌もとても魅力的。

幸い80年代の作品なので放送用のビデオテープのマスター素材も初期の少年ドラマシリーズの作品のように(ビデオテープの上書き消去などで)失われることもなくNHKには今も現存しております(つまり物理的にはいつでも再放送できる)一応DVD化もされたことがある作品なので入手できれば自宅のテレビでも見ることが可能な作品です。

いつかNHKのEテレやBS、あるいはCSやBSのドラマチャンネル辺りでの再放送も期待してみたいところです。

未見のドラマファンの方々も、もしも今後視聴できる機会がありましたらこのNHK少年ドラマシリーズの最終作「だから青春 泣き虫甲子園」をぜひ一度ご覧になってみてください。

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